DJ/ PRODUCER
Tomoyuki Tanaka (FPM)

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田中知之
1966年7月6日生まれ。京都市出身。

Fantastic Plastic Machine(ファンタスティック・プラスチック・マシーン)とは田中知之のソロ・プロジェクトである。
97年秋、「The Fantastic Plastic Machine」でデビュー。

DJとしては、ジャンルという固定された概念に縛られる事無く、常に独自の視点で独自の音楽を産み出していくスタイルが支持され、海外でも約50都市にてプレイ、さらに国内外のハイブランドによるパーティーのDJとしても活躍している。2000年12月より西麻布YELLOWで隔月開催していたレギュラーパーティ「Grand-Tourisme」が、YELLOWの閉店に伴い2008年6月に終了となるまで、計46回、のべ47000人以上という、クラブイベントとしては驚異的な動員を記録した。

98年秋、2nd アルバム「LUXURY」、翌99年秋MxSg「Take Me To The Disco」をリリース。2枚のアルバムは98年以降ヨーロッパとアメリカでもリリースされ世界中から注目を集める。2000年にはavexへ移籍し、翌年1月にリリースした3rdアルバム「beautiful.」では、中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、キリンジ、ハース・マルティネスなどを、4thアルバム「too」ではインコグニート、VERBAL(m-flo)、山本領平などをフィーチャー。5thアルバム「imaginations」ではTAHITI80、BENJAMIN DIAMOND、BONNIE PINKをはじめ韓国の注目株CLAZZIQUAI PROJECTなどもフィーチャーしている。

メキシコ、スイス、イギリスなどでもアルバム/12インチが発売され、アンダーグラウンドまでもリリースする老舗レーベルJUNIORから「Whistle Song」の12インチリリースも果たし世界中でもヒットを記録した。また、2004年に立ち上げたDJ-MIXシリーズ「Sound Concierge」は、これまでに全11作を発表。いずれも異例のセールスを記録している。 2007年には21世紀以降の音源を集めた2枚組のベストアルバム『FPMB』をavexより発売。2008年にはラーメンズ・小林賢太郎と「SymmetryS(シンメトリーズ)」を結成し、コントとダンスミュージックの融合という新たな試みに挑戦し話題を呼んだ。2009年にはavex20周年を記念して、大沢伸一、☆Taku Takahashi(m-flo)と共にプロデューサユニット「ravex(レイベックス)」を結成。安室奈美恵、東方神起、TRFなどをフィーチャーしたアルバム「trax」を発売している。

プロデューサーとしては、CHARA、RIP SLYME、HALCALIなどを手掛け、リミキサーとしてはFATBOY SLIM、UNICORN、Dragon Ash、東京スカパラダイスオーケストラ、松田聖子、小泉今日子、DJ OZMA、James Brown、Earth,Wind & Fire、YMO、SHEENA & THE ROKKETS、RYUKYUDISKO、土屋アンナ feat. AI、サカナクション、UNICORN、くるりなど、多数の有名アーティストを手がける。

最近の楽曲制作としては、現在オンエア中のCMではUNIQLOの「UT」、SHIHOが出演している花王の「ビオレふくだけコットン」などがある。また、サッポロ「スリムス(観月ありさ、工藤静香出演)」など、過去にも様々なものを手がけている。その他、世界三大広告賞でそれぞれグランプリを受賞したダンスミュージック時計「UNIQLOCK」、2009年6月より公開している、2ヶ月に1度新曲を披露するブログパーツ「UNIQLO CALENDAR」の楽曲制作、NIKEプロジェクト「NIKE+」への参加、村上隆がルイ・ヴィトンの為に手掛けた短編アニメーション「SUPERFLAT MONOGRAM」(2003年)「SUPERFLAT FIRST LOVE」(2009年)の楽曲制作、さらに人気海外ドラマ「SEX AND THE CITY」にも楽曲提供も行っている。

現在では、偶数月第一金曜日に麻布十番WAREHOUSE702にて「EVERLUST」、偶数月第二土曜日には大阪onziemeにて「Hyper Society」をレギュラーパーティとして開催中のほか、新木場ageHaにて、自身が最も注目する海外DJを毎回指名、共演するパーティ「Baroque」を不定期開催中。Freeform FiveやAlan Braxe、THE BLACK GHOSTSとの共演を果たす。

Fantastic Plastic Machine is world renown DJ/Producer Tomoyuki Tanaka’s solo project.
His original style of mixing dance music with his own roots music is highly regarded internationally, He has played in about 100 cities throughout the world. Besides releasing 6 original albums, the best of album “FPMB” which collects music sources from 21th century onward is now on sale from by avex. In FATBOY SLIM’s best remix collection that was released in September 2007, “THE JOURNEY” remixed by FPM is included. He also plays an active part in various fields such as music of the LOUIS VUITTON’s animation films “SUPERFLAT MONOGRAM”, “SUPERFLAT FIRST LOVE” by Takashi Murakami, and music of DANCE-MUSIC-CLOCK “UNIQLOCK” which won the grand prix at all of the world’s best 3 advertising awards*, and new blog parts by UNIQLO called “UNIQLO CALENDAR”. Moreover, his song ‘Bachelor Pad’ is featured in the movie “Austin Powers –the spy who shagged me-“, and some other songs is used at the world famous TV drama “Sex and the City”.

■remix works■
James Brown ‘Sex Machine’, FATBOY SLIM ‘The Journey’, the BPA (the new project by Norman Cook a.k.a. FATBOY SLIM) ‘He’s Frank feat. Iggy Pop’, Earth, Wind & Fire ‘September’, CHIC ‘Le Freak’, YMO ‘Behind the Mask’, Ennio Morricone ‘Belinda May’, YOUNG PUNX, GRUM and many Japanese artists such as Tokyo Ska Paradise Orchestra, Kyoko Koizumi, m-flo, Dragon Ash, etc…

http://www.fpmnet.com/
























music : FPM





music : FPM






1_ENCOUNTER
  






マルコムマクラーレン1stアルバムとの出会い / 1983:17years old






新DJ-MIXシリーズ“VERSUS”第1弾

洋楽思考バリバリでこられた田中氏ことFPMが、あらゆるタイプの音楽と真っ向からぶつかり合う新DJ-MIXシリーズ『VerSus(ヴァーサス)』をスタート。
その記念すべき第1弾の対戦相手に指名されたのは「J-ROCK」。独自の視点で選り抜いた「J-ROCK」を、ハウスマナーでノンストップミックス!!!

選曲は、BPM120~130程のテンポの曲を選びだし、その中で歌詞や日本語の使い方に共感できる曲をセレクトしていったようだ。
マニアックな選曲も考えていたようだが、聞き覚えがあるような楽曲をミックスしていく事で、前後の曲の繋がりなどにより、「違った曲に聞こえる面白さを伝えたかった。」と田中氏は言う。

今年2010年8月にリリースされた「J-ROCK」ハウスミックス “ VERSUS ” 全22曲。
1番古い曲は1994年、しかし「VERSUS」には何か統一感があり、「今」を感じる。
聞くたびに、新鮮さと心地良さを感じる。 OPENERSのインタビューで、田中氏はこう言っていた。『たとえばMY LITTLE LOVERの「YES」という曲、発売当時爆発的にヒットしたこともあり、もともと耳にはしていたんです。でも、いざ自分がDJの目線からあらためてこの曲を聴いたとき、なんていい曲なんだろうって思ったんです。“売れたもの=悪”という考えが音楽業界には大昔からありがちなんですが、そういったまちがった色眼鏡をかけないように心がけて選曲しました。』また、『制作者としてもリスナーとしても、日本語というものをあえて避けてきたということに対する反省であったり、後悔であったり、そういったものもふくめていまここで日本語のロックを、自分の得意とする選曲やミックスの手法をもってノンストップでつないだらどうなるかなと思い、この“VERSUS”というシリーズを立ち上げました。』

既存の曲なので、劇的な新しさは無いが、一体感をもたらすテンポ・選曲・構成、ミックスセンス、そこにはFPM的「J-ROCK」があった。知っている曲が多いからからこそ、つなぎ目に新鮮さを感じるのか? 聞けば聞く程よくなる。懐かしさと新しさが存在し、各曲の新たな側面を引き出したようにも感じた。

「VERSUS」シリーズを続けていくことは、自分が知らない音楽に出会えるチャンスとも考える田中氏。
今年15周年を迎え、今まで親しまれてきた愛称「FPM」へと名前も一新した。進化を続ける田中氏の今後が一段と楽しみである。





パーソナル質問

色々な楽器がある中、ベースをやられた理由。
・何となく裏方っぽくてかっこいい。
・ビートルズの中でポールマッカートニーが好きだったから。

好きな音楽(アーティストなど)をいくつかお教えてください。
・ジョアンジルベルト
・ビートルズ
・キングクリムゾン
・クラフトワーク

好きな時間の過ごし方をお教えてください。
・何も予定を決めないで過ごす。




【インタレスト・リレー】

【1_ENCOUNTER:1つの出会い】というコーナーは、
インタビューを受けていただいた方に、
興味のある方を挙げていただき、その方へリレー形式で繋げていきます。

それによるネットワークにも注目です。



『VERSUS “Japanese Rock VS FPM”』
/ V.A.(selected and non-stop mixed by FPM)
2010年8月4日発売 avex trax/AVCD-38079 


<収録内容>

01 新世紀のラブソング / ASIAN KUNG-FU GENERATION
02 I Don't Wanna Be With You / ZAZEN BOYS
03 O.K.Funky God / 鈴木亜美 joins Buffalo Daughter
04 幸福な朝食 退屈な夕食 / 斉藤和義
05 能動的三分間 / 東京事変
06 Q&A / 100s
07 Man-like Creatures / ストレイテナー
08 若者のすべて / フジファブリック
09 キャラメルフレーバー / SISTER JET
10 アカシア / レミオロメン
11 渚 / スピッツ
12 ほし / 曽我部恵一BAND
13 sonar / sleepy.ab
14 Pretty Little Darling / 大橋トリオ
15 YES ~free flower~ / My Little Lover
16 ネイティブダンサー / サカナクション
17 赤橙 / ACIDMAN
18 シャングリラ / チャットモンチー
19 Sunday 2010 / TOKYO No.1 SOUL SET
20 検索少年 / 七尾旅人
21 愛し愛されて生きるのさ / 小沢健二
22 月に咲く花のようになるの / サンボマスター